あきらめない
11月10日
乃南アサ「ニサッタ ニサッタ」という本を読んだ。
アイヌ語でニサッタは、明日という言葉。物語の展開は、死ぬ寸前までこの人生を見限ろうとしたときに、もっと深刻な中でも生きている人の支えになっていることもある生き方だってあるのだということ。突然の解雇。それがつまづきで、失業と失意の中でこのまま終わってしまう不安の中で過ごしたことを思い出すとともに、体が動かすことができる間は決してあきらめてはいかんということを思い出した。
めげず、くじけず、あきらめずという言葉を肝に銘じてひたすらに前向き思考で、自らを奮い立てさせれば、そのうち切ってよいことの一つもあるのではないかと信じること、そんなことをこの本の中で思い出して、そうなんだよなーと、めげず、くじけず、あきらめずっていうことをかみしめていた。
北方謙三「史記第2巻」は活劇のような漫画を小説で読んでいる読書感。
司馬遷の同作品の一部を劇画あるいは映像のある展開で描いている、原作との違いは、中国の広大な土地でわき起こってくる人の織りなす心の描写、歴史事実の乾いた展開一こま一こまの織りなしていく世界との違いである。動画の生々しさが伝わるが、原作の持つ味から比較する立場になる点では迫力に違いはある。この作品は、まだまだ続く。
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